普通の大家が書く本は、だいたい成功本だ。私が書くのは、その逆だ。

このブログでは、賃貸経営で実際に起きたトラブルを包み隠さず書いています。うんこまみれの部屋深夜の水漏れ半年間の音信不通。笑えない実話ばかりです。

トラブルだけでなく、大家業の悩みも書いています。たとえば空室3部屋を抱えて、仲介店に行くのが怖いという話。これも10年やってきた中で、ずっと向き合ってきたテーマです。

「こんな目に遭うのか」と驚く方もいるかもしれません。でも、これが大家のリアルです。そして、同じ目に遭う前に知っておいてほしいことがたくさんあります。

今回は、そんな記事を書いている「タロウ」が何者なのか、少しだけお話しします。



大家のタロウの数字

項目内容
大家歴10年(家族から引き継ぎ)
保有物件テナントビル2棟、アパート2棟、戸建て1棟(計5物件)
築年帯築30年〜50年
管理体制全棟自主管理(管理会社未利用)
公開済の失敗事例9件(モンスターカード形式で記録、随時追加中)
本ブログで紹介済の累計修繕・対応費用240万円超(うんこまみれ190万、深夜の水漏れ50万。防水工事・ガス停止対応の追加事例は記事公開後に随時更新)

大家歴10年、家族から引き継いだ物件を経営しています

私は、家族から引き継いだ不動産を経営している大家です。

持っている物件はテナントビル2棟、アパート2棟、戸建て1棟。それなりの規模に聞こえるかもしれませんが、管理の大変さもそれなりです。

大家歴はおよそ10年。引き継いだときは右も左もわからなかった。設備のこと、契約のこと、入居者対応のこと。全部、トラブルに遭いながら覚えていきました。このブログに書いている失敗談は、まさにその授業料です。

管理会社に任せる選択肢はあった。でも私は自主管理を選んだ。理由は、入居者の顔が見える距離でやりたかったから。トラブル対応は大変だけど、その分「人と人」のやり取りで動かせる範囲が増える。これが10年続けてきた、私のスタイルだ。


私が大事にしている4つのこと

大家をやるうえで、私には4つの方針があります。

1. 家族のために 不動産経営は、自分の家族の生活を支える仕事でもある。守るべきものがあるから、真剣に向き合える。

2. 私の知識は、みんなのために 経験して学んだことは、自分だけのものにしない。このブログを書いているのも、同じ思いからです。

3. 相手の利益のために 入居者さんは「お客さん」である前に、そこで暮らしている人。その人の生活が良くなることを考えたい。

4. お互いに損をしないように 大家と入居者は対立関係じゃない。どちらかが一方的に損をする関係は長続きしない。お互いにとって良い形を探すのが、私のやり方です。


なぜ「失敗図鑑」というスタイルなのか

大家業の本を読むと、ほとんどが成功本だ。「こうやって儲けました」「こうやって満室にしました」。

でも、私が10年やってきて思うのは、大家業の現実は「失敗の連続をどう乗り越えるか」だ。うんこまみれの部屋、6ヶ月家賃滞納、深夜の水漏れ、業者の引退、空室3部屋。どれも本には書いてない、生々しい話ばかり。

このブログでは、その失敗を「モンスターカード」にして記録している。一つ一つに番号を振って、被害・原因・対応・教訓を残す。同じ目に遭いそうな大家さんに「こういう備えがあれば防げた」と伝えるためだ。

失敗を晒すのは恥ずかしい。でも、誰かの役に立つなら意味がある。それが「大家のタロウの失敗図鑑」というスタイルだ。


私が記事にしてきた代表的な失敗

このブログで一番アクセスが多いのは、うんこまみれ190万円事件の話だ。退去後の部屋を開けたら、地獄が広がっていた。火災保険の破損汚損特約がなかったら、自費で190万円払うところだった。

続いて読まれているのが、深夜の水漏れ事件。エアコン施工のミスで、給水管とドレン管が取り違えられていた。下の階に被害が出て50万円の修繕。24時間対応の業者契約がなかったら、もっと大きな話になっていた。

家賃の話では、6ヶ月家賃滞納で警察と部屋を確認した日がある。連絡が取れなくなった入居者の安否を確認するために警察に同行をお願いした。保証会社の契約と保証会社の動きに何度も助けられた。

これらの記事が、いま読んでくれている方の「備え」につながれば嬉しい。


「追い出す」より「つながる」大家でありたい

家賃を滞納されたら、すぐに退去を求める大家もいます。それが間違いだとは言いません。

でも、私はできるだけそうしたくない。

地域のために、入居者さんのために、何かできることがあるはず。そう思って大家を続けています。もちろん、経営だから綺麗事だけじゃ済まない場面もある。それでも、まず「つながること」を大切にしたい。

このブログでは、そんな考えの大家が現場で何を経験し、何を学んだかを正直に書いていきます。


このブログで届けたいこと

「大家のタロウの失敗図鑑」というシリーズでは、実際に起きたトラブルを「モンスターカード」として記録しています。

うんこモンスター、ドレン魔人、ゴースト住人。名前だけ聞くとふざけているようですが、中身は全部リアルな体験です。

これから大家を始める方、すでに大家で悩んでいる方、不動産経営に興味がある方。このブログが、少しでも「備え」になれば嬉しいです。

失敗から学ぶ。それが、大家のタロウのスタイルです。


こんな大家さん・これから大家になる方へ

このブログは、こういう方に読んでほしいと思って書いている。

相続でいきなり大家になった方。私もそうだった。何もわからない状態で、トラブルが次々来る。失敗を一度でも知っておけば、来た時の対応が違う。

自主管理派の大家さん。管理会社に丸投げできない事情、丸投げしたくない哲学。私と同じ仲間だと思っている。一人で抱える分、情報共有は命綱だ。

これから大家を始めようとしている方。成功本だけ読まず、失敗の現場も知っておいてほしい。準備できることは多い。

失敗図鑑へようこそ。一緒に学んでいきましょう。


ご質問・ご感想はコメント欄からお気軽にどうぞ。大家仲間からの「うちはこうしてるよ」という声も大歓迎です。

ABOUT ME
大家のタロウ
はじめまして、大家のタロウです。 相続でひょんなことから大家になって、もう10年が経ちました。最初は右も左もわからないまま、ずっと手探りでやってきました。 失敗も、焦りも、「え、こんなことが起きるの?」って出来事も、たくさん経験してきたので、せっかくだから記録しておこうと思ってこのブログを始めました。 難しいことは書けませんが、同じように悩んでいる大家さんの「あるある」や「参考」になれたら嬉しいです。よろしくお願いします。